ハッピーバースデイ3.11

日本ユニセフ協会支援活動報告

東日本大震災支援活動

「あらゆる自然災害で、もっとも困難な状況に置かれてしまうのは、子どもたちである」 ユニセフが2007年にまとめた緊急時対応マニュアルは、こう指摘しています。災害によってたくさんの大切なものと、それまでの日常を失った子どもたちは、災害発生直後だけでなく、その後も長く特別な支援を必要とします。
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、2011年3月11日の東日本大震災を受けて、ユニセフ本部や協力団体・企業等の協力を得て、被災した子どもたちを守り、支えるための復興支援活動を続けています。

<これまでの活動>

震災発生直後から、子どもたち、お母さんたちに必要な緊急救援物資と専門家を現地に送り、支援を開始した日本ユニセフ協会。その後も、子どもたちの健康と発達、そして笑顔を守るための支援を、岩手県、宮城県、福島県の3県でおこなってきました。主な支援分野は以下のとおりです。

  • @子どもたちが学校や幼稚園・保育園にもどるための教育支援
  • A予防接種や健診、給食など子どもたちの健康に関わる保健・栄養支援
  • B深く傷ついた心を癒し、日常の感覚を取り戻すための心のケア

<これからの支援〜子どもにやさしい復興を目指して〜>

被災地の子どもたちは、失われた日常を取り戻す努力の中で、自分たちの町の将来を、夢を語り始めています。日本ユニセフ協会は、そうした子どもたちの声を聞き、子どもたちが地域の復興に参加するプロセスづくりを支援しています。
また、子どもたちの心のケアや、虐待などを防止するための専門家の養成、幼稚園や保育園の園舎建設、インフルエンザ等予防接種への助成など、子どもたちが楽しく安心して暮らせる地域社会の復興を目指す支援を続けています。

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